広島県のほぼ中央に位置する安芸高田市八千代町にて、「地球農学」の考え方に基づき、無化学肥料・無農薬による様々な農作物の栽培を行っています。この栽培方法の一番のポイントは、土づくりです。化学肥料を用いて、農作物に直接栄養を与えるのではなく、まずは土を育て、土から農作物に栄養を与えることが、地球に優しい取り組み方であると考えています。
また、wagricaでは、自社の農地だけではなく、事業の一部として土壌検査にも取り組んでいます。連作による疲弊した土壌、耕作放棄地、深刻な病虫害に悩まされている土地など、化学的に分析するのはもちろんのこと、継続的に分析を行うことで問題点を明らかにし、効果的な手を講じていく。結果的に、その土地が健康を取り戻し、豊かな農作物を実らせることができるようになる。同じ農業に携わるものの悩みに寄り添い、共に歩んでいくことができる企業でありたいと真摯に思っています。
「地球に優しく、人に嬉しい」ことが、持続可能な未来への確かな礎となっていくことでしょう。
現代農業の危機とは、農薬や化学肥料の蓄積、あるいは、連作障害等により「土」を病ませ、健康な「地球」を失ったことに起因するものです。つまり、農業の危機を克服するには、「物理的」「化学的」「生物的」条件の視点から分析し、入念に人間の手を加え土壌を整えていくほかありません。そして、生き生きとした農地として蘇らせ、そうした農地を活用すること。それが「地球農学の構想」です。
wagricaは、地球農学に基づく農業を実践することで、農作物の品質の向上や収量増加を目指すと同時に、農業に関わる下記の事業に積極的に取り組んでいくことで、日本の農業を元気にしていきます。