渋柿の木とwagricaロゴができるまで

株式会社wagricaの象徴でもあるロゴ。

wagrica_icon

それはまだ会社を立ち上げる前、安芸高田市八千代町で農地を探している時に紹介された一軒の古民家がありました。その脇に堂々とした存在感を放つ、一本の木があります。これは柿の木ですか?と家主さんに伺ってみると、これは渋柿の木で、干し柿にすれば食べることができるよと。干し柿にするにはどうやるんだっけ?なんて思いながらずっとその渋柿の木を見つめていました。季節が夏だったこともあり、沢山の葉が茂っていてとても綺麗でした。

それから3ヶ月ほどが経過して、紹介して頂いた古民家に会社を設立することになりました。夏に見た時の渋柿の木の状態とはすっかり様子が変わり、葉が散ってなくなった木の枝に、いくつかの渋柿があります。その姿はとても愛おしく、切なくもありました。

このままだと食べれないけど、人間の一手間でとても美味しい干し柿になるのか、、、何だか今の僕たちみたいだねと笑いがこみ上げてきた時、この渋柿の木をモチーフにしてwagricaのロゴにしようと決めた瞬間でした。

余談ですが、この世にある柿の木は全て渋柿だというのを皆さんは知っていましたか?突然変異で甘い柿になるんだそうです。

その話を聞いて余計に愛すべき存在になった渋柿の木でした。

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